平凡な一日と野鳥観察会話録
何事もない平凡な一日を過ごした。
“毎日が日曜日”の
典型的な一日。
ジョギングをした。
孫2人と児童館で遊んだ。
図書館へ行き、本を借りた。
郷土史研究会の会長に会った。
TSUTAYAへ行った。
犬を洗った。
本を読んだ。
買物に行った。
民謡の練習に行った。
この山の上空が鷹の通りみちだという。
先月29日、ハイキング途中での会話。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ベンチに座り、
ノートに何かを
記入している人がいた。
帽子を被り、
左手には、
手ぬぐいを手にしている。
この人はきっと野鳥の会の人に違いないと思い、
声を掛けた。
「野鳥を観察をされているんですか?」
××「エー、そうです」
「何の鳥を調べているんですか?」
××「鷹です」
「鷹・・。鷹がこの辺に
巣を作っているとか?」
××「いや、
今この前の山の上を通って
南西の方角へ移動中なんですね。
それで、何羽が行くかを
調べるんですよ。
もっとも、
この山にも巣があることはありますがね」
「ヘー、それじゃ、
一日中、ここで・・?」
××「そうです。
今朝から来て見ています」
「今日はこれまでに
何羽か通ったんですか?」
××「エー、7羽ですね」
「ヘー、じゃ、
それはカメラじゃなくて
望遠鏡なんだ」
××「そうですね」
一見、三脚に取り付けられた器具は
カメラに見えたが、
良く見ればシャッターもなにもない、
ただの望遠鏡だった。
××「あー、今、出てきましたね。
あの雲の切れ目から出てますよ。
小さいですが・・」
「どのあたりですか?」
××「ホラ、今、旋回しましたね」
「僕にはぜんぜん分かりません。
すごいなァ、見えるんだ」
彼は望遠鏡を覗くわけでもなく
見えているらしい。
見ながら何かを
ノートに書いている。
××「この山の上空あたりで
上昇気流にのるじゃないですか。
サーッと1000メートルくらい
上がるんですよ。
それで、
南西方向だから藤岡の方へ
流れて行くんですね。
私の知り合いが奥多摩支部に
いるもんですから、
情報のやりとりをするんですが、
どうも埼玉と長野の間あたりを通って、
丹沢あたりから海沿いに抜けて行くみたいですね」
「鑑札をつけて
調べたりはしないんですか」
××「鑑札は費用が高くて
とても出来ないんですよ。
衛星発信機の機械自体は
それほど高くはないんですよ。
通信回線を使うじゃないですか」
「エー・・」
××「それが、もう何百万もかかるんですよ」
「ソーなんですか。
じゃ、よくコウノトリみたいに
発信機をつけるなどのニュースを見ますが、
あれは国がお金を出しているから
できるんですね」
××「そうですね、
環境庁とかが絡んでいるかもしれませんが、
きっと山階鳥類研究所とかが
やっているんだと思いますよ」
「そうなんですか」
××「スポンサーをつけているですよ。
今、鳥島のアホウドリなどは
S社がスポンサーになって、
発信機をつけていると思いますよ。
今、鳥島のアホウドリは他の島へ
移動させようとしているんですよ。
たしか、小笠原諸島の
どこかの島だと思いました。
鳥島が活火山でいつ爆発するか分からない。
爆発したら全滅してしまいますから。
それに、発信機を付ければ
生まれた鳥がどこへ行くかが分かりますから・・・・・・」
この先、会話は北海道の渡り鳥から、
ふくろうなどの話などへ移る。
鳥の飛び方、
気流への乗り方などの話も聞いた。
観察の邪魔をしてしまったかもしれない。
今日のオブジェ お役ご免のバス停留所
“毎日が日曜日”の
典型的な一日。
ジョギングをした。
孫2人と児童館で遊んだ。
図書館へ行き、本を借りた。
郷土史研究会の会長に会った。
TSUTAYAへ行った。
犬を洗った。
本を読んだ。
買物に行った。
民謡の練習に行った。
この山の上空が鷹の通りみちだという。
先月29日、ハイキング途中での会話。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ベンチに座り、
ノートに何かを
記入している人がいた。
帽子を被り、
左手には、
手ぬぐいを手にしている。
この人はきっと野鳥の会の人に違いないと思い、
声を掛けた。
「野鳥を観察をされているんですか?」
××「エー、そうです」
「何の鳥を調べているんですか?」
××「鷹です」
「鷹・・。鷹がこの辺に
巣を作っているとか?」
××「いや、
今この前の山の上を通って
南西の方角へ移動中なんですね。
それで、何羽が行くかを
調べるんですよ。
もっとも、
この山にも巣があることはありますがね」
「ヘー、それじゃ、
一日中、ここで・・?」
××「そうです。
今朝から来て見ています」
「今日はこれまでに
何羽か通ったんですか?」
××「エー、7羽ですね」
「ヘー、じゃ、
それはカメラじゃなくて
望遠鏡なんだ」
××「そうですね」
一見、三脚に取り付けられた器具は
カメラに見えたが、
良く見ればシャッターもなにもない、
ただの望遠鏡だった。
××「あー、今、出てきましたね。
あの雲の切れ目から出てますよ。
小さいですが・・」
「どのあたりですか?」
××「ホラ、今、旋回しましたね」
「僕にはぜんぜん分かりません。
すごいなァ、見えるんだ」
彼は望遠鏡を覗くわけでもなく
見えているらしい。
見ながら何かを
ノートに書いている。
××「この山の上空あたりで
上昇気流にのるじゃないですか。
サーッと1000メートルくらい
上がるんですよ。
それで、
南西方向だから藤岡の方へ
流れて行くんですね。
私の知り合いが奥多摩支部に
いるもんですから、
情報のやりとりをするんですが、
どうも埼玉と長野の間あたりを通って、
丹沢あたりから海沿いに抜けて行くみたいですね」
「鑑札をつけて
調べたりはしないんですか」
××「鑑札は費用が高くて
とても出来ないんですよ。
衛星発信機の機械自体は
それほど高くはないんですよ。
通信回線を使うじゃないですか」
「エー・・」
××「それが、もう何百万もかかるんですよ」
「ソーなんですか。
じゃ、よくコウノトリみたいに
発信機をつけるなどのニュースを見ますが、
あれは国がお金を出しているから
できるんですね」
××「そうですね、
環境庁とかが絡んでいるかもしれませんが、
きっと山階鳥類研究所とかが
やっているんだと思いますよ」
「そうなんですか」
××「スポンサーをつけているですよ。
今、鳥島のアホウドリなどは
S社がスポンサーになって、
発信機をつけていると思いますよ。
今、鳥島のアホウドリは他の島へ
移動させようとしているんですよ。
たしか、小笠原諸島の
どこかの島だと思いました。
鳥島が活火山でいつ爆発するか分からない。
爆発したら全滅してしまいますから。
それに、発信機を付ければ
生まれた鳥がどこへ行くかが分かりますから・・・・・・」
この先、会話は北海道の渡り鳥から、
ふくろうなどの話などへ移る。
鳥の飛び方、
気流への乗り方などの話も聞いた。
観察の邪魔をしてしまったかもしれない。
今日のオブジェ お役ご免のバス停留所
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