- 2019-09-24 Tue 21:32:50
- ハイキング
★女性は山に入るのをしきりに引き止めた
官ノ倉山(344m)の登山口へは東武竹沢駅から歩いて30分ほどかかる。
その間、里山の美しい風景の中を歩く。
*
改札を出たところで散歩中と思われる女性にバッタリ。
ゴロー××「お早うございます。散歩ですか?」
女性××「ええ、貴方はどちらへ?」
ゴロー××「官ノ倉山です。こっちの方でいいですか?」
女性××「私もそっちの方へ行くので案内しますわ。
ご一緒しましょう」
*
頭にかぶり物をしているその女性は、
僕から1、2歩後ろをついてくるようにしている。
ところが、しばらく歩くと突然立ち止まり、
僕に官ノ倉山へは行かない方がいいと言い出すのだ。
ゴロー××「なぜですか?」
女性××「道が荒れて草が生い茂って入れませんわ。
それに猪が出ます」
女性は何度か繰り返して僕に止まるようアドバイスするのだが、
ゴロー××「近所の人は登らないのですか?
登山を始める人が最初に行くような山じゃないですか?」
同じ様な会話を繰り返し不思議に思いながらも、ついに
ゴロー××「ダメだったら引き返してきますからとにかく登山口まで行ってみます」
*
やがて登山口に着いた。
その間、女性はずっと僕のうしろからついてくるようにしながら
道案内をしてくれたのだが、
予定の倍の1時間を要していた。
女性が案内してくれた道は
途中、めったに登らぬような石段のお堂からお墓の中を通り、
草ボウボウの裏道を抜けて、
山が崩れたという林の脇を抜けた。
自分(女性)の散歩道だというのだが、こんなところ女性が通るか?
しかも、歩きながらの会話は女性の身の上話にまで及んだのだ。
女性の思いもよらない不思議な道案内と会話はまだまだ続く。
※機会があったらいづれ掲載
*
山に入って歩きながら僕は思った。
女性はなぜあんな道を案内したのだろう?
なぜ、身の上話までしたのだろう?
なぜ、わざわざ僕を登山口まで送ってくれたのだろう。
女性の物静かな話し方、受け答えが
(僕の頭の中で)いっそう謎を深めてくる。
彼女が僕と別れた登山口は
鬱蒼とした森に囲まれた沼(ため池)のある場所だった。

里山の美しい風景の中を歩く。

石段をのぼりお墓を抜けて・・・・・・・女性は自分の散歩道だと言うのだが。

道から外れた小さな流れ。
女性は不思議な場所を案内するのだ。

女性は空を見上げながら、
もう使用されなくなった半鐘の歴史を詳しく説明してくれた。

瓦を使った塀。

登山口まで僕を案内してから立ち去る女性はもしかして雪女?

9月に雪女はおかしい(合わない)?
登山口は鬱蒼とした森に囲まれた沼。
そして沼にいたのは女性が着ていた服と同じ薄い灰色の鯉。
そうか(~_~;)彼女は鯉女(こいおんな)だったのだ。
さっきの水の流れはこの沼が水源なのだ・・・・・きっと。
*

官ノ倉山山頂手前(直下)の急な岩場。

官ノ倉山山頂。

隣の石尊山山頂。
官ノ倉山より50㎝だけ低い。
低山でもどっちの山も景色はいい。

下山道(林道)にある北向き不動。
急な自然石の階段が芸術的美しさ。

ツチグリ。

道沿いの曼殊沙華(彼岸花)が満開で迎えてくれた。

白い曼殊沙華も。

早くも柿の実が・・・・・・。
官ノ倉山(344m)の登山口へは東武竹沢駅から歩いて30分ほどかかる。
その間、里山の美しい風景の中を歩く。
*
改札を出たところで散歩中と思われる女性にバッタリ。
ゴロー××「お早うございます。散歩ですか?」
女性××「ええ、貴方はどちらへ?」
ゴロー××「官ノ倉山です。こっちの方でいいですか?」
女性××「私もそっちの方へ行くので案内しますわ。
ご一緒しましょう」
*
頭にかぶり物をしているその女性は、
僕から1、2歩後ろをついてくるようにしている。
ところが、しばらく歩くと突然立ち止まり、
僕に官ノ倉山へは行かない方がいいと言い出すのだ。
ゴロー××「なぜですか?」
女性××「道が荒れて草が生い茂って入れませんわ。
それに猪が出ます」
女性は何度か繰り返して僕に止まるようアドバイスするのだが、
ゴロー××「近所の人は登らないのですか?
登山を始める人が最初に行くような山じゃないですか?」
同じ様な会話を繰り返し不思議に思いながらも、ついに
ゴロー××「ダメだったら引き返してきますからとにかく登山口まで行ってみます」
*
やがて登山口に着いた。
その間、女性はずっと僕のうしろからついてくるようにしながら
道案内をしてくれたのだが、
予定の倍の1時間を要していた。
女性が案内してくれた道は
途中、めったに登らぬような石段のお堂からお墓の中を通り、
草ボウボウの裏道を抜けて、
山が崩れたという林の脇を抜けた。
自分(女性)の散歩道だというのだが、こんなところ女性が通るか?
しかも、歩きながらの会話は女性の身の上話にまで及んだのだ。
女性の思いもよらない不思議な道案内と会話はまだまだ続く。
※機会があったらいづれ掲載
*
山に入って歩きながら僕は思った。
女性はなぜあんな道を案内したのだろう?
なぜ、身の上話までしたのだろう?
なぜ、わざわざ僕を登山口まで送ってくれたのだろう。
女性の物静かな話し方、受け答えが
(僕の頭の中で)いっそう謎を深めてくる。
彼女が僕と別れた登山口は
鬱蒼とした森に囲まれた沼(ため池)のある場所だった。

里山の美しい風景の中を歩く。

石段をのぼりお墓を抜けて・・・・・・・女性は自分の散歩道だと言うのだが。

道から外れた小さな流れ。
女性は不思議な場所を案内するのだ。

女性は空を見上げながら、
もう使用されなくなった半鐘の歴史を詳しく説明してくれた。

瓦を使った塀。

登山口まで僕を案内してから立ち去る女性はもしかして雪女?

9月に雪女はおかしい(合わない)?
登山口は鬱蒼とした森に囲まれた沼。
そして沼にいたのは女性が着ていた服と同じ薄い灰色の鯉。
そうか(~_~;)彼女は鯉女(こいおんな)だったのだ。
さっきの水の流れはこの沼が水源なのだ・・・・・きっと。
*

官ノ倉山山頂手前(直下)の急な岩場。

官ノ倉山山頂。

隣の石尊山山頂。
官ノ倉山より50㎝だけ低い。
低山でもどっちの山も景色はいい。

下山道(林道)にある北向き不動。
急な自然石の階段が芸術的美しさ。

ツチグリ。

道沿いの曼殊沙華(彼岸花)が満開で迎えてくれた。

白い曼殊沙華も。

早くも柿の実が・・・・・・。
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