- 2020-09-12 Sat 20:33:05
- 癒しの風景

★悪くないなァ。
ゴロゴロと石ばかり。
息子の住む家の庭が本当の石庭になった。
6年前まで息子と同居していた家の庭は
沢山の木を植えていた。
*
庭木は管理が大変だ。
僕が引っ越す際にも息子は庭木・庭石はすべて捨てると宣言していた。
やっと半分実現したようだ。
つまり庭木をほぼ捨てた。
残ったのは石。
ただ、1トンもある2つの石は動かすことが出来ていない。
それに石灯篭があとひとつ。
でも、石だけがゴロゴロと置かれている庭も悪くないなァ。
☆

★ッタク<`ヘ´>
舞の海が大江戸線の駅を降りてのブラリ散歩のTV番組。
最初に下車したのが清澄白河駅。
ここはいまでも僕の実家があり、
25歳で結婚するまで住んでいた場所。
当然なつかしいから見た。
次の下車が門前仲町。
ここの富岡八幡宮は我が実家は氏子だし、
8月の本祭りで何度も神輿を担いだ。
モチ、何が写るか期待しつつ見続けた。
*
富岡八幡宮の横綱力士碑の案内以外は
ほとんど食レポとタイアップ?としか思えないお店の紹介ばかり。
食レポだって怪しいものだ
・・・・・・・と文句をいいたくなるくらい
近ごろの沿線(ぶらり)散歩はどれもこれも同じなのだ。
・・・・・・ッタク<`ヘ´>。
☆
★映画2本

・「五人兄弟」=吉村公三郎監督1939年
木下恵介の脚本。
“撃ちて止まん”の字画がタイトルの前に出てきてはいないが、
この映画はどう見ても国策映画だ。
まだ太平洋戦争に突入する前の中国戦線時。
すでに首都東京に空襲警報がなるほどの戦況。
大陸でも苦戦を強いられている様子もうかがえる。
映画は親孝行、家長の責任、親兄弟(保護者)の決める結婚・・・・・・。
保守的で親孝行で従順な人間を良しとしているように見えるが
実は反戦映画なのではあるまいか。
半面教師映画なのだ。
後に(1954年)一発つの銃声〈銃弾)の音もしない反戦映画
「二十四の瞳」を作った木下恵介のことだ。
脚本をそのようにとらえても不思議はないのではないか?
*

・「神坂四郎の犯罪」=久保征静児監督1956年
裁判もの。
羅生門の現代版みたいな。
これでは(真似ているようで)俳優がどんなに熱演しても
キネマ旬報ベスト10は無理だった(多分)。
左幸子の演技には鬼気迫るものがあるし、
森繁も多重人格のような異なる人(各)を演じる。
真面目なのかそうでないのか?
女たらしなのかそうでないのか?
騙まされているのか騙されたのか?。
いったいどれが本当の神坂(森繁)なのか?
そして、無理心中だったのか殺人だったのか?
すべてが?のままに映画は終わる。
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