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「・・・・どうせ、上のほうが無いんだからばっさり切ったほうがえーよ」

★「・・・・どうせ、上のほうが無いんだからばっさり切ったほうがえーよ」

てっちゃん××「髪の毛切ったらどや」

仕事を終えてパソコンを切ったばかりのてっちゃんが突然言い出した。

床屋へはラオスに来る1ヶ月前ほどに行ったきりだから、
すでに3ヶ月近くになる。

気にはしていたのだが・・・・。

てっちゃん××「横のほうがヨーけのびとるわな。
どうせ、上のほうが無いんだからばっさり切ったほうがえーよ。
わしみたいになったほうがわこ(若)ー見えるわ」

「そうなんですよ。床屋さんに行こうと思っているですが・・。
明日、行ってこようかなァ。
いえね・・・・、床屋さん探してるんですが、
美容院みたいのはいっぱいあるんですけど。
あそこで、男の髪の毛も切ってもらえるんですかね?」

てっちゃん××「知らんわ。わし、床屋いったことないわ。
いつもホア(奥さん)が切ってくれるさかい。
うまいこと切るでェ。」

「そーですか。
でもここの床屋も行ってみたいんですよ」

てっちゃん××「どう言うねん。言葉もわからんし・・」

「言葉なんかいらないっすよ。インドだって香港だって行きましたよ。
タイじゃ美容院に行って金髪に染めたんですから」

てっちゃん××「明日、わし切るから、あんたも切ったらええ。
そのほうが早いで。5分で切ってまうわ」

「じゃー、そうします」

かくして翌日の朝(昨日)、
てっちゃんに続き、ホアさんに髪の毛を切ってもらった。

ばっさりと・・・。


11.10.25スケッチブックと帽子 (3)
イタリアから輸入(多分)の水彩用紙“ルネッサンス”は上等だ
11.10.25スケッチブックと帽子 (7)
白だったりグレーっぽかったり、マチマチの帽子30個。軽くてかぶりやすく、グーだ
11.10.25スケッチを見ていた子 (1)
学校帰りの子供たちが、スケッチをしている僕を囲んでみている。カメラを取り出したら女の子は隠れてしまった
e3.jpg
次週のモチーフ、周囲の物の部分のサンプルを描いた


★帽子30個とイタリア製(多分)の水彩用紙を買う

絵画教室の第4週のモチーフは、
物の部分ということで、
木の幹、車、屋根、生い茂る葉・・・などの一部。

周囲の目についたものを、
部分というテーマで描いてもらおうと思っている。

風は爽やかで、
日陰は過ごしやすいのだが日向は暑い。

女の子は陽に焼けるのを嫌がるだろうし、
帽子を買うことになった。

昼食を早めに食べ終えて、
あらかじめ見つけておいた帽子屋へ行った。

「これ、いくら?」

店の女の子××「10000キップ(100円)」

「10個買うから」

店にいた女の子が後ろで荷物を片付けているおばさんに何か言っている。
おばさんがブツブツと女の子に伝える。

店の女の子××「50000キップ(500円)」

いきなり半額だ。
こりゃ気が変わらぬうちにとあわてて支払いをすませ、
オフィスに戻った。

「帽子買ってきましたよ。麦わら帽子じゃ女の子は嫌がるだろうし、
これなら軽くていいでしょ」

てっちゃん××「ホー、いくらしたねん」

「最初100円て言ってたんですが、
10個買ったら50円に負けてくれましたよ」

買ってきた帽子を頭にのせながら、
てっちゃん××「ホー、それは安いね。いくつ買ってきたの?」

「10個です」

てっちゃん××「それじゃ足らんじゃないか」

「だって、いっぺんに30人はかぶらないし、
せいぜい10人くらいでしょ。
替わりばんこにかぶればいいんじゃないですか」

てっちゃん××「他人(ひと)の被ったのは嫌でしょ。
一人ひとりにあげにゃ・・・。
そりゃ30個買わにゃいかんよ。
ちゃんと名前をつけさせて使わさせにゃ」

「エーッ、30個ですかァ?」

     *

再度、自転車で出かけた。

帽子の買い足しもだが、
そのほか大きな文房具屋を見つけて、
画用紙があるかどうか調べなければならない。

もし、見つからなければ
27日にビザ延長にタイ(ノンカイ)へ行く折に
買ってこなければならない。

財布には300000キップ(3000円)あるから、
まァ心配いらないだろうと思っていた。

中国市場の入り口付近に大きな文房具屋があるとてっちゃんから聞いている。
中国人街(チャイナタウン)を想像していたら、
ぜんぜん他所で見た中国人街とは異なる。

一見、ラオスのほかの商店通りと変わらぬ風。
でも、軒を連ねる店はどれも活気がある様子。

街のはずれまで出たがとうとう文房具屋は見つからない・・・、
と思っていたら冷房中のそれらしい店があった。

持っていった画用紙のサンプルを見せると無いと言う。

仕方がない、帰ろうとすると店員のお兄さんが店の中に来い手招きする。
他の代替の商品でもあるのかと思いついて行った。

見せてくれたのは、
りっぱな水採用紙ではないか。

イタリアから輸入しているらしい。
“ルネッサンス”というブランド名だ。
これは、もしかして僕が使っているスケッチブック(1500円ぐらい)の紙よりいいかも・・。

「いくら?」

店員のお兄さん××「一冊30000キップ(300円)」

少し高いけど、
(いい紙で描かせてもあげたいしなァ・・)
とにかく買っておこうと決めた。

ひと梱包6冊だ。
ふた梱包を取り出していくらになるのだと聞いた。

お兄さんはレジのお姉さん
(このお姉さんが恐そうなのだ)
のところへ行って何か言っている。

恐いお姉さんは一言も発せず、
レジの文字盤に300000キップ(3000円)打って “見ろ”言う。

「250000でどうか」

レジの恐いおねえさんはぐっと僕を睨んだ(恐ァー〉。

そして、やにわに電卓を取り出すと、
ぱちぱち打ち込んで、
360000を示し、
その後で300000を示し、
最後に285000を見せた。

僕の財布の中には300000キップ(3000円)しかない。
全額を出して、
空になった財布をさかさまにして、
恐いお姉さんに見せた。

恐いお姉さんは結局、
280000キップ(2800円)にしてくれて、
20000キップ(200円)のお釣りをくれた。

じつは、いいお姉さんだったのかも・・。

この店には、水彩絵の具も筆も、
ほとんど絵画教室で使用するものは揃っているようだった。

    *
お金がスッカラカンになって、
これでは帽子が買えない。

いったんアパートに戻り出直しだ。

帽子屋のおばさん、追加に20個も買ったから、
ちょっとビックリしたような顔をしていたが・・・・・。

オフィスに戻ったのは午後の2時を過ぎていた。

「帽子もう20個買ってきましたよ。
でも、何かこの帽子汚れているのもありますね。
埃を被っているようなのもあるし・・」

てっちゃん××「売れ残りやったんとちゃうか」

帽子屋のおばさんはビックリしたんじゃなくて、
喜んでいたのかも・・・・。


※てっちゃん(ねっと)のことはホームページでご覧下さい
http://tetchan.net/home/index.html

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