夏の風景4題

10.7.24月見草 (33)


1 月見草

正しくは月見草ではないらしい。
大待宵草(オオマツヨイグサ)か
またはそれに近い品種なのだ。

月見草は花の色も白く、
栽培種で野生化はしてないという。

ある資料に
「大待宵草は月見草とともに宵待草と呼ばれて・・・・」
とあるから、いつの間にやら
混同して月見草になってしまったのかも知れない。

“俳句の花図鑑(復本一郎著)”には
俳句などで詠まれる月見草も
多くはこの大宵待草のことだと
書いてあった。

かつては川原、土手などにはススキが多かった。
いつの間にかセイタカアワダチソウに占拠され、
それもこの頃はすっかり姿を消してしまった。

大待宵草も僕らの子供の頃は
空地や草原ではよく見たものだ。

それがずいぶん長い間、見なかったような気がする。
その証拠に、同じ資料本の中に、
「大待宵草も待宵草もともに
自生のものは近年ではまれ・・」
と書かれている。

荒川で、
あたらしく拡張している土手の上は、
今、この月見草(大待宵草)がいっぱいに咲き
お花畑となっている。

10.7.24稲穂 (2)


2 稲穂は順調

今年は日照時間が少なく冷夏になるとか、
米の不作が心配とか
新聞やテレビが連日のように報じていたのは、
たしか4月か5月のことであったと思う。

梅雨が明けて、猛暑が続きだすと
あの冷夏騒ぎはどこへ行ってしまったのか。
そんな報道をしたこと、
また見聞きしたことなど、
誰もすっかり忘れているようだ。

先のことはまだわからない。
しかし、今のところ稲穂は順調に
生育しているようだ。


10.7.24ラジオ体操

3 ラジオ体操

夏休みだったんだ。
今朝はラジオ体操に出っくわして
きっぱり、
夏休みを確認できた。

夏限定 ラジオ体操 こどもらと   

10.7.24セミ (2)

 
4 蝉

家の壁(モルタル)にへばりついて
少しずつ体を移動させている蝉がいた。

初めて見る蝉の動きだ。

この蝉はたぶん、
家の庭(地中)から生まれたものと思う。
10坪もないような狭い庭ながら、
毎年、いくつかの蝉の抜け殻を発見する。

椿の葉の裏側に、
柿の枝に、
あるいは松の幹に
発見する。


ぬけ殻や 蝉は壁面 へばりつき



スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
ここの記

 埼玉県在住。男性。1945年生まれ。4年間の延長を含む42年間の会社勤め後、2010年4月にリタイア。その後の今をどのように過ごしているのか。ここに居てここに記す「ここの記」

ゴロー

Author:ゴロー

最新記事

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR